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2017.12.19.Tue

高齢者1人を、2.2人の現役世代が支えている

2017年10月1日時点の日本の総人口は1億2,671万人です。そのうち65歳以上の「高齢者」は3,515万人で、総人口に占める高齢者の割合(高齢化率)は27.7%です。

日本は戦後一貫して高齢化が進んでいますが、特に注目するべきはそのスピードです。
高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまでの所要年数は、フランス126年、スウェーデン85年、トイツ40年、イギリスは46年であるのに対して、日本は7%に達した1970年からたった24年後の1994年に14%に達したのです。
1994年から23年後の2017年の数字が、14%のおよそ倍の27.7%ですから、ものすごいスピードで高齢化が進んでいることがわかります。

高齢化のスピードが加速していく理由は、高齢者人口が増えたことだけではありません。少子化といって、子どもが生まれる数(出生数)が少なくなる現象も大きな要因です。1949年には270万人ちかくあった出生率は、2016年には97万人ほどまで大幅に減ってしまいました。
高齢者人口の増加と、少子化とのダブルの影響で高齢化はどんどん進んで行くのです。

高齢化が進むとともに、その社会を支える人々の負担も大きくなっています。
社会で主な働き手として想定されているのは15歳〜64歳までの「生産年齢」と言われる世代の人々です。この生産年齢人口がの割合が少なくなればなるほど、ひとりあたりの負担は大きくなります。

1950年は生産年齢の働き手12人で高齢者1人を支えていました。それが2016年には2.2人で1人の高齢者を支える状況になっています。さらにこのままだと、2040年には1人の高齢者を生産年齢人口1.5人で支える社会になると推定されています。
ゆくゆくは、現役世代1人で高齢者1人を支える『肩車型社会』が到来するかもしれません。

内閣府『平成30年版高齢社会白書』 http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/gaiyou/pdf/1s1s.pdf 内閣府『平成28年版高齢社会白書』 http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/s1_1_5.html 内閣府『平成30年版 少子化社会対策白書』 http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2018/30pdfgaiyoh/pdf/s1-1.pdf
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