2020.09.16.Wed / update:2021.11.11
介護・看護のために離職した人の女性比率

日本国内で家族などの介護をしている人の総数は、627万6000人(2017年)。うち女性が395万4000人で、全体の63%を女性が占めています。
働きながら介護をしている割合は49.3%、男性は65.3%です。
介護日数を男女別に見てみると女性は「週に6日以上」が32.2%と最も高く、「月に3日以内」22.1%、「週に1日」17.8%と続きます。
一方で男性は「月に3日以内」が29.2%と最も高く、「週に6日以上」24.2 %、「週に1日」20.1%と続きます。
また、2016年10月〜17年9月までの1年間に「介護・看護のため」に離職した人は9万9,000人いましたが、そのうち女性が7万5,000人と介護離職者全体の75.8%を占めていました。
家事・育児だけでなく介護も女性の仕事という、偏った考え方が社会に根付いてきている可能性があります。