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2018.10.23.Tue / update:2020.03.04

アメリカ映画における白人役者の起用率

2007年〜2012年に放映されたアメリカ映画のうち、興行収入の大きかった500作品について南カリフォルニア大学が行った調査によると、全役柄のうち76.3%が白人、10.8%が黒人、5%がアジア人、そして3.6%がその他の人種・民族によって演じられていたことがわかりました。 有色人種あるいは民族的少数派の役者の起用はおよそ25%です。

アメリカ映画の興行収入全体のうち約70%を海外で稼いでいることもあり、役者の人種に関する議論は絶えません。

なお、アメリカの人口のうち白人(ヒスパニック系を含まず)の割合は、2017年時点で約60%と言われています。

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米国インディアナ州に住む学者です。
主にアメリカ、フィンランドにて教鞭を執っています。
ウィキペディアフェローも兼任。
専門(博士号)は文化とコミュニケーション及び教育ですが、他にもグローバリゼーション、ポストコロニアリズム、アジア学、日本学、現象学など、多岐にわたり興味関心があります。
趣味は、読書、料理、ピアノ、ギター、バスケットボール、ハイキング、テニス、ランニング(マラソン)、ボクシング。