Loading...
2018.01.29.Mon / update:2023.12.08

日本人の寄付総額は名目GDPの0.2%

日本人の寄付総額はGDPの0.2%

2020年の日本の個人寄付推計総額は約1兆2,160億円。(NPO、NGO、自治体、業界団体、地域コミュニティへの寄付や政治献金などを含む)

個人による寄付額は、10年前と比べて2.5倍に増えました。
寄付額が伸びた背景には、ふるさと納税や税制免除などの制度が整ったことや、2011年の震災や2020年からの新型コロナウイルスの流行などを経て、社会貢献意識や助け合いの認識が育ったと言われています。返礼品目当てだと揶揄されるふるさと納税も、2022年は26%以上が返礼品のない課題解決型のプロジェクトへの寄付でした。
高齢化社会の日本では、自らの遺産を寄付にする遺贈寄付への関心も高まっており、42.3%の人が、「資産があれば遺贈寄付を考えている」と言います。

日本の名目GDPは564.6兆円(2022年)ですので、個人寄付額の対GDPは0.2%と、アメリカの2.1%(2021年)やイギリスの0.8%(2022年)には劣ります。以前よりも着実に増えています。
寄付文化が希薄だと言われてきた日本ですが、今後寄付文化が醸成される可能性を秘めています。

同じカテゴリーの記事
アバター画像
WEBデザインと、記事の執筆&編集を担当しています。
猫が好き。 お仕事のご相談
アバター画像
Bolly
普段はイラストレーターをしています。
チャリツモではチャーリーくんをはじめとしたイラストを担当。
猫と遊んでいる時が至福の時間。 http://nishiborimihoco.net/ お仕事のご相談