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2018.07.29.Sun / update:2023.12.09

日本の食品ロス。国民ひとりあたり、毎日おにぎり1個ずつ

食品ロス

まだ食べられる食品がゴミとして捨てられてしまう問題を「食品ロス(フードロス)」と言います。
2020年度の日本国内の食品ロスの量は、推計約523万トンでした。

国民1人あたりの食品ロスの量は年間42kg、一日換算で114グラム。コンビニで売っているおにぎり1個(110グラム)とだいたい同じ重さです。まだ食べられるおにぎりを、毎日ひとり1個ずつ捨てているようなものです。

ちなみに国連世界食糧計画(WFP)という機関が、世界中の飢餓に苦しむ人々に対して行っている食糧援助の量は約420万トン。(2019年)
日本一国だけで、世界の食糧援助量の1.5倍もの量の食品ロスを生み出してしまっているということです。

過去の数字は?

食品ロス
2016年度の日本国内の食品ロスの量は、推計およそ643万トンでした。
食品ロス
2015年度の日本国内の食品ロスの量は、推計およそ646万トンでした。

この問題に取り組んでいる団体

日本で初めてフードバンクに取り組むNPO。「フードバンク」とは、市場に出すことはできなくても、消費者が十分消費できる食品を回収し活かす活動のこと。食品ロスを回収し、児童養護・母子支援・障害者支援等の福祉施設や生活困窮者などに食品提供している。

食品ロスに関して、消費者、自治体、そして事業者向けの情報が掲載されている。

月額1.980円で、毎日2階お店から余剰食品を受け取ることができるフードシェアサービス。利用料金のうち2%は社会活動団体に寄付される仕組み。現在東京でサービス展開中。

登録料無料で、お得な割引料金で余剰食品を受け取ることがでるサービス。2019年現在、東京で利用可能。

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"多様性"や人々を分ける"境界"が関心事のキーワード。
学生時代、中東地域やインドを中心に旅をしていた。
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Bolly
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船川 諒
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