2020.09.16.Wed / update:2021.11.11
非正規雇用者の女性割合
日本国内で企業に雇用されて働く労働者はおよそ5,660万人。そのうち正規雇用の人は3,494万人(61.7%)、パート・アルバイト・契約・派遣・嘱託などの非正規雇用で働いている人は2,165万人(38.3%)でした。
非正規の職員・従業員のうち、最も多かった業務形態はパート・アルバイト。非正規労働者の70%を占めています。
次いで契約社員13.5%、派遣社員6.5%…と続きます。
性別を見ると、非正規労働者の68.1%は女性で、そのうち82.6%は年収200万円未満の状況です。
非正規の職員・従業員として働く理由で最も多かったのは、男女ともに「自分の都合のよい時間に働きたいから」(女性31.2%、男性29.3%)でした。
一方で2位以下においては男女で大きく異なり、男性の2位が「正規の職員・従業員の仕事がないから」であるのに対し、女性の2位は「家計の補助・学費等を得たいから」、3位は「家事・育児・介護等と両立しやすいから」と、家事や子育てとの両立のしやすさから非正規職員として働いている女性が多いことがわかります。