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2018.08.04.Sat / update:2020.05.11

日本全国のひきこもりの人数。

ひきこもりの実数は全国で115万人

仕事や学校に行かず、家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態を「ひきこもり」といいます。

2015年度に内閣府が全国の男女を対象におこなった調査では、日本国内のひきこもりの推計人数は約54万人という結果がでました。
しかしこの調査は15歳から39歳までの若年層のみを対象にしたもので、引きこもりの実態をきちんと反映していないという批判が相次ぎました。
近年、各自治体が独自に行なっている調査では、ひきこもりのおよそ半数が40歳以上の中・高年齢であることが明らかとなっていたにも関わらず、国の調査では40歳未満の若い人の「ひきこもり」のみを対象にすることで、ひきこもりの実数を現実よりも少なく見積もってきたのです。

批判を受けた内閣府は、2018年12月に、あらたに40歳~64歳を対象にした調査を実施しました。
その結果、40歳以上の中・高年の引きこもりは推計で61万3000人いることがわかりました。54万人の若年層よりも多い結果です。

中高年のひきこもりが多い背景として、若い頃から引きこもり続けた人々が高年齢化しているという事情があります。社会から隔絶された期間が長くなるにつれ、社会復帰は難しくなり、問題をより深刻化させるのです。
今回の調査でも、ひきこもり期間についての質問への答えとして「3〜5年」が最も多い21%でした。さらに、5割以上の人が7年以上引きこもっていることが判明し、「30年以上」と答えた人も6%いたといいます。

2015年の若年層向けの調査と、2018年の中高齢者向けの調査では、手法が異なるため明確には言えないものの、単純計算すると、日本全国の引きこもりの人数はおよそ115万人ということになります。
若者特有の現象だととらえられてきた引きこもり、その長期化と高齢化の問題が浮き彫りになってたと言えるでしょう。

ひきこもりの期間が長くなればなるほど、問題は深刻になっていきます。
一度ひきこもりとなった個人が、社会に復帰できる環境を、真剣に検討しなければならない段階に来ています。

過去の数字は?

2015年度に内閣府が全国の男女を対象におこなった調査の結果、日本国内のひきこもりの人数は約54万人と推計されています。
しかし、この調査の対象は39歳までの若年者のみです。各自治体の独自調査によると、引きこもりの人のうち、40歳以上の中高年の割合が大きいことがわかっています。
果たして、日本全国では、どれくらいの人がひきこもっているのでしょう。

この問題に取り組んでいる団体

神奈川県の委託をうけ、「NPO法人湘南市民メディアネットワーク」が運営しているサイト。
引きこもり当事者との対話や情報交換を行う場として設置されました。
親を対象にした親☆スタもある。

不登校・中退・ひきこもり等からの学び直し個別指導塾。
学び直しで大学受験をする社会人も多く在籍している。

一般社団法人 全国ひきこもり当事者連合会 代表理事木村さんが始めたメディア。
ひきこもり当事者の声を拾い上げ、世の中に伝えている。

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"多様性"や人々を分ける"境界"が関心事のキーワード。
学生時代、中東地域やインドを中心に旅をしていた。
旅人マインドをもって気ままに生きてる。
Bolly
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チャリツモではチャーリーくんをはじめとしたイラストを担当。
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船川 諒
WEBデザインと、記事の執筆&編集を担当しています。
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