2018.01.24.Wed / update:2020.03.04
日本の自殺死亡者数は年間2万840人
2018年、日本国内の自殺死亡者数は2万840人でした。
2003年の3万4,427人をピークに、近年は減少傾向が続いています。
人口10万人当たりの自殺者数を示す「自殺死亡率」は16.8人となり、統計を取り始めた1978年以降で最少となりました。
近年、自殺者の減少傾向が続いている背景には、2006年から施行された「自殺対策基本法」などの影響があります。
しかし、それでも国際的にはまだまだ自殺率が高い水準にあり、日本は世界ワースト7位の自殺大国といわれています。
先進主要国の中では、もちろん最悪レベルです。
日本の自殺者数の内訳を見てみると、全体の7割が男性です。男性は女性の2.4倍自殺しやすいというデータが出ています。
また、50代と70代以上の高齢者の自殺死亡率は20%を超える高い水準であることが特徴です。
そして、さらに問題なのは、若者の自殺が多いこと。
日本の若者(15〜39歳)の死因トップは、男女ともに自殺です。