今まで日本に無かった…！あなたらしい生き方を後押しする性教育動画「AMAZE」ってどんなの？
みなさん、こんにちは！
ご飯・昼寝・YouTubeが大好き。駆け出しチャリツモライターの、みにこです。
今回は、おもしろくって、ためになる！性教育動画「AMAZE」を皆さんにご紹介します。
ライタープロフィール
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さと みにこ
岡山県在住。いじめ、人種・障害者差別、パワハラなど自身の経験から、誰にとっても住みやすい社会に関心を持つ。現在は書き起こしで記事作りに関わっている「ひよっこ」。
興味がある分野は福祉、教育、労働環境、貧困など。
趣味はアート巡り、食べ歩き、ごみ拾い。
AMAZEって何？
AMAZEとは、性教育を専門とするNGO団体がオンラインで公開している性教育のための動画教材。
4～14歳までの年齢に合わせて、思春期、性の多様性、避妊、性感染症など、さまざまな内容をポップで楽しいアニメーションにして教えてくれます。
AMAZEのYouTubeアカウントは11万人以上にチャンネル購読されていて、動画の総再生回数は、なんと！ 2300万回。世界各国で人気の動画なんです。
日本では、性教育がまだまだ活発ではありません。性教育のための優れた教材もなかなか見つかりません。
AMAZEの動画は一部日本語に吹き替えされているものもありますので、「どうやって性について教えればいいかわからない」という保護者さんや教員の方は、ぜひ参考にしてみてください！
AMAZEの動画をいっしょに見てみよー♪
わたしの好きな動画3つをご紹介しまーす。
「もしかして、妊娠？」
もし意図せずに妊娠をしたとしても、一人で悩まないでオーケー。妊娠の確認方法や、その後具体的にどうすればいいかを動画でチェックしておきましょう。
「コンドーム：上手な使い方」
コンドームは妊娠や性感染症を予防するのに大切です。あなたはパートナーに任せきりになっていませんか？くわしい使い方のポイントを、男性も女性もここで確認してみては。
「性的指向について話してみよう！」
恋愛や性の対象がどんな性別の人に向かうかを、性的指向といいます。周りの人と違っても大丈夫。自分の性的指向を考えたり、自分と違う性的指向について知ったりできますよ。
わたしがAMAZEを
おすすめする理由♪
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魅力その1
あなたらしい決定をサポートする強い味方
性の知識を教えてくれるだけでなく「色んな選択肢から最終的に選べるのはあなただけだ」と伝えてくれます。
出産にしても避妊法にしても、こうするべきだという押しつけは一切なし！正しい性の知識やたくさんの選択肢があるほど、よりよい選択ができ、自分らしい生き方ができるんですね。 -
魅力その2
日本の性情報にはない肯定感
どの動画にも「あなたは周りと違っていてもいいんだよ」など自分自身を大事にするメッセージが散りばめられています。若いうちから観ていたら自己肯定感も高くなりそう。
逆に、日本の性についての情報は「こうしたらモテる、愛される。こうしたらNG！」などと不安をあおるものや、「みんなはこんなときこうしてる」など信ぴょう性の低いものが多くないでしょうか。焦り、自分を責めてしまうことも。 -
魅力その3
ハイクオリティで数もすごく多い
Eテレ並みのクオリティで、さらに豊富なラインナップにもびっくり。
動画がたった3分ほどだからなのでしょうか、学校の性教育とは取っつきやすさがまるで違いました。子ども・若者向けですが、アラサーのわたしでも知らない情報がいっぱい。（わたしだけ…？）
もしあなたが性についての問題に直面したとき、周りに相談できる人がいなくても、必要な動画を選んでいつでも観ることができます。
AMAZEの性教育動画をもっと日本に広めたい！
実はこのAMAZE、100本近く動画があります。
けど、そのうちで日本語に翻訳・吹き替えされているものは10本ほどしかないんです。英語ではもっと面白い内容のものもあるのに残念…。
そこで、過去に10本のAMAZE動画の翻訳吹き替えを実施したNPO「ピルコン」は、さらに新たなAMAZE動画の翻訳・吹き替えプロジェクトをスタートしました！
「ピルコン」とは
過去にチャリツモでも取り上げさせていただきました！↓
NPO法人ピルコン代表・染矢明日香さん／ニッポンの性教育
AMAZEの動画翻訳・吹き替えプロジェクトは、クラウドファンディングの形で実施中。CAMPFIREのページにて6月30日まで資金を集めています。
支援は一口3000円からあり、支援してくれた人にはリターン（お礼）が送られます。
翻訳・吹き替えされた動画はYouTubeでいつでも誰でもタダで観られるようになりますよ。
クラウドファンディングのページはこちら↓
今後ピルコンは、さらに日本特有の性の悩み（包茎、腐女子、SNSを通した性被害など）に関するコンテンツも企画・作成する予定なのだそう。楽しみですね！
おわりに
これまでわたしは雑誌などのメディアや、友人との会話を通して性についての知識を増やしていきました。今となって振り返ってみると「あまりにも不確かな情報を信じきっていたんだなぁ」と改めて思いました。
不確かな情報に流されて、周りの波に合わせるばかり…。自分の本心に向き合わずに、自分をないがしろにしてしまったこともありました。
やっぱり、正しい情報源は、自分にとってベストな選択をする上で重要なことなんですよね。
性教育教材といっても、AMAZEには若者のリアルライフに身近な内容がいっぱい。
私と同じく「AMAZEがもっと日本に広まってほしい」と思ったあなたは、ピルコンのプロジェクトを支援してみてはいかがでしょう？
