サンティアゴの大麻/地球のウラ側からオラー!第17話
日本に帰国して1ヶ月近くがたちました。めちゃくちゃ暑い日本の夏を久しぶりに経験して、とても参りました。
「日本人はとても我慢強い」とチリでよく言われましたが、ものすごく暑い日本の夏に毎年耐えているうちに自然と我慢強くなるんじゃないかと、半分本気で思っています。
ところで今回は、日本では少しタブーなテーマ「大麻」についてです。
最近色々な国で大麻合法化の話を耳にしますが、チリも数年前から個人が家で栽培したり、使用する事は合法になっています。
日本とチリとでは大麻に対するイメージもずいぶん違う気がします。日本では「危険なドラッグで、触れてはいけないタブー」ですが、チリでは大麻を生活の一部に取り入れて、うまく付き合っている(?)若者も多くいます。
<aside>本記事は、大麻を肯定したり、合法化を支持する目的のものではありません。あしからず!</aside>
ライタープロフィール
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Marie
南米チリ在住のシングルママ、イラストレーター、ライター。
小さい頃から、異文化に触れるのが好き。
チリで生活を送りながら出会う面白いこと、疑問に思うこと、悩むこと、色々な日常の体験を地球の反対側チリからイラストや文章にしてお送りします。
Instagram:@wanibeee
国が違うと「悪い」と言われていることが、「良い」と言われたり、そしてその逆もあり。一体何が正しくて、何が間違っているのか?少し頭が混乱しそうになります。その国でそれが受け入れられない、または受け入れられた背景にはどんな理由や原因があるんだろう‥となんとなく想像が膨らんでしまいます。日常生活の小さな出来事や習慣なども含めて、チリで当たり前に目にしていたことが日本ではタブーな事は色々とあります。逆に、日本では当たり前な事なのに、チリだとタブーな事もあります。
外へ少し意識を向けてみると、普段問題になっていたり、気にしている事が実は全く問題ではない事も案外あるかもしれないですね。