わたしって可愛くないの?/地球のウラ側からオラー!第6話
みなさん、オラ〜(こんにちは)。
私には6歳と3歳の娘がいます。
娘たちのパパはチリ人で、長女はこんがり日焼けしたような肌色をしています。
ところで、最近いきなり長女が自分の肌色について不満を言うようになりました。
学校や周りの環境で、娘が自然と肌の色で何か差別のようなものを感じたのかもしれません。今は色々な国籍や人種の人が入り混じる時代で、肌の色が違うからといって可愛いとか可愛くないとか言うのは、とっても時代遅れな気がするのですが。
子ども達にとって、学校や周りの生活環境、それにテレビや広告などから受ける情報はやっぱり、とっても強い影響力があるようです。
ライタープロフィール
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Marie
南米チリ在住のシングルママ、イラストレーター、ライター。
小さい頃から、異文化に触れるのが好き。
チリで生活を送りながら出会う面白いこと、疑問に思うこと、悩むこと、色々な日常の体験を地球の反対側チリからイラストや文章にしてお送りします。
Instagram:@wanibeee
先日コロンビアからの移民である黒人系の友達が、「ねーねー!次回のディズニー映画のリトル・マーメードの実写版、主人公のアリエルがなんと黒人系よ!!!」と興奮して喜んで教えてくれました。黒人系の主人公がテレビに出て、子ども憧れの役を演じることは、子ども達の価値観を広げるのにとても良いことだ、と彼女は言っていました。
私もその映画が放映されたら、子ども達を連れて見に行って「ほらほら、アリエルすっごい可愛いよ!!!!」と言って、一緒に興奮してみたいと思います(笑)。