2026.01.10.Sat
「ここさいれば 切っても切らんねぇ友達いるし」|ばあばのおだいどこから vol.22

男女格差のより大きかったひと昔前、女性たちは家庭の中、とりわけ台所でその多くの時間を過ごしていました。
「置かれた状況がどのようなものであっても、主体性を失わずに生きようとしてきた奮闘と軌跡が先達の女性たちにもあるにちがいない、それも台所から生まれた何かがーーー」
シリーズの監督である関根愛(せきね めぐみ)さんは自身が長く体を壊した際、台所に立ち根気づよく食事に向き合っていくことで人生を建て直していった経験から、ふとそのように感じて本シリーズの制作に取り組みはじめました。
日本各地に暮らすばあばたちの声と物語を、台所を背景にお届けします。
22人目のばあばは、山形県鶴岡市の大鳥集落に暮らす、工藤定子さんです。
(チャリツモが制作をお任せいただいている日本財団のインスタグラムで展開しているリール動画のシリーズです)
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第一話「生まれたところは ダムになって 埋まってしまったの」
【イタドリと舞茸の炒め物】
今回から3回に渡ってお届けするのは、山形県鶴岡市の大鳥集落に暮らす、工藤定子さんのおだいどこからの物語です。
山深い集落・大鳥に暮らす定子さんは、子どもの頃、それまで住んでいた集落がダムの底に沈んでしまいました。
ダムの下の村に移り住んだ定子さんには、学校が休みの日、ご両親と一緒にはたらいた昔ながらの炭焼きの記憶が鮮明にあります。
その時のお話を、春に採った塩蔵イタドリ(山菜)の炒め物をしながら、おしえてくれました。
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