ばあばのおだいどこから vol.6 〜鹿児島県奄美大島の白畑京子さん〜

チャリツモが制作をお任せいただいている日本財団のインスタグラムで展開しているリール動画のシリーズです。
男女格差のより大きかったひと昔前、女性たちは家庭の中、とりわけ台所でその多くの時間を過ごしていました。
「置かれた状況がどのようなものであっても、主体性を失わずに生きようとしてきた奮闘と軌跡が先達の女性たちにもあるにちがいない、それも台所から生まれた何かがーーー」
シリーズの監督である関根愛(せきね めぐみ)さんは自身が長く体を壊した際、台所に立ち根気づよく食事に向き合っていくことで人生を建て直していった経験から、ふとそのように感じて本シリーズの制作に取り組みはじめました。
日本各地に暮らす高齢女性たちの声と物語を、台所を背景にお届けします。
6人目は、鹿児島県奄美大島の白畑京子さんです。
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味見を重ねながらじっくり煮込む、切干大根と豚の煮物
奄美で生まれ育った京子さんは、大の料理好き。仕事でも家庭でも、いつの時も料理を作りつづけてきました。料理好きはお孫さんにも遺伝しているといいます。
どのような心意気で台所に立っているのか、切干大根と奄美名物の塩豚を煮込む京子さんに聞いてみました。
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だれにも負けない奄美の家庭料理、豚めし
料理を教える仕事にも就いていた京子さん。
だれにも負ける気がしない、という奄美ならではの家庭料理・豚めしを作りながら、ほんとうの料理はレシピ通りに作るのではなく自分の「おいしい」の感覚を大切にすること、と教えてくれました。
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奄美の季節の恵みをからっと揚げる、特製天ぷら
15年間にわたり、介護施設で調理を担当してきた京子さん。
私はあなたの作るごはんで生きているからね、とある入所者さんから言われた時の、今でも大切にしている印象的なエピソードをお話しながら、島らっきょう、ハンダマ、四角豆など奄美大島特有の野菜をていねいに天ぷらにしていきます。
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『ばあばのおだいどこから』シリーズは、日本財団インスタグラムにて月イチペースで配信中です。
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