リチウム爆弾入道|見たことないかい?ごみ妖怪 vol.4

“ごみ”にまつわる現代の妖怪を解説するコーナー。
あなたの身近にも、周りを困らせるごみ妖怪、いませんか?
(このコーナーは日本財団インスタグラムにて連載中です。)
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vol.4
リチウム爆弾入道
スマホ、モバイルバッテリー、電動歯ブラシや電子タバコなど、今や生活必需品の多くに使われているリチウムイオン電池。最近よく見る手持ち式の扇風機などにもリチウムイオン電池が使われています。
わたしたちの生活を便利にしてくれる優れものですが、捨てるときには注意が必要です。リチウムイオン電池を一般ごみに混ぜて捨ててしまうと超危険なんです!
リチウムイオン電池は高温や衝撃に弱く、車のボンネットに置きっぱなしにしていたり、クレーンで掴んだりして衝撃を与えると発火する危険性があります。
環境省によれば、リチウムイオン電池が原因とみられるごみ収集車や処理施設での出火・発煙は、2023年度だけで2万件以上。これは一日に50件を超える計算で、全国どこかで毎日火災が起きている現状です。
しかもリチウムイオン電池が燃えたときの火は燃え広がりやすく、消火も困難。実際に2024年、韓国・仁川のマンション地下駐車場ではメルセデス・ベンツのEV1台から出火し、周囲に延焼して72台が全焼、70台が煙による損傷を受け、完全鎮火まで約8時間もかかりました。
ごみに出そうと思ったとき、まずは電池がリチウムイオン電池かそうでないのかを確かめる目印「Li-ion」や「リチウムイオン」の表示を探してみてください。この表示があったら決して可燃ごみ・不燃ごみに出さず、家電販売店の回収ボックスや自治体の専用回収ルートを利用しましょう。
電池が取り外せない製品は無理に分解せず、お住いの自治体のwebサイトで処理方法を確認してくださいね。
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