2018.12.02.Sun
ブルガリア政府の不正を指摘したブルガリアのジャーナリスト、ビクトリア・マリノワ氏、残虐に殺害される

ブルガリア政府がEUの補助金を不正受給していた可能性があると指摘し、調査及び報道をしてきたブルガリア人ジャーナリスト、ビクトリア・マリノワ氏が、10月6日に、強姦・殺害された姿で発見されました。容疑者の男は10月10日にドイツで逮捕されています。
ブルガリア政府は今回の事件と、ビクトリア・マリノワ氏の報道内容には関連がないとしています。
今この時代でも、世界中で言論の自由が脅かされています。ここ1年、欧州でも政府の汚職を指摘したジャーナリストが殺害される事件は、今回で3件目。
世界各国で、政権に対して批判的なジャーナリストが拘留されたり、殺害されたりするケースが後を絶ちません。
言論の自由のある国際社会を創るための道のりは、まだまだ険しいようです。