2018.11.18.Sun
中国、ウイグル人100万人拘束疑惑;ムスリム容認しない姿勢を明らかに
2018 年8月、中国が新疆(しんきょう)ウイグル自治区に住むウイグル人(イスラム系)100万人を拘束している可能性があると、国連人権理事会によって報告されました。
中国に住むウイグル人は約1000万人いるため、人口の10%を拘束していることになります。
中国政府は、国選人権委員会の主張、そしてウイグル人の収容所の存在も否定しました。
また、10月に入り、中国はこれまで存在を否定していた、ウイグル人に対する「再教育キャンプ」を法制化しました。
中国政府の主張によると、過激主義をもった人を「再教育」し、中国語の教育や職業訓練をするための施設だといいます。
しかし、世界ウイグル会議によると、その中では中国国家主席に対する忠誠を誓ったり、拷問をうけることもあると言います。
中国の方針について、国際社会からは強い反発が起きています。