ハレとケ|vol.1 愛知県北設楽郡東栄町の「花祭り」

日本全国に残る個性豊かな祭りを巡り、地域のあり方や価値観、そこに住む人々の人生を探ります。
現代を生きる私たちに、祭りが伝えてくれるものとはいったいなんなのでしょう?
制作はイラストレーターの鰐部麻里絵さんと、ビデオグラファーの奥村渉さんのコンビです。
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第1話
花祭りとは?
日本各地の祭りを巡る新コーナー「ハレとケ」始まりました。
初回に訪れたのは、愛知県北設楽郡東栄町の「花祭り」です。
柳田國男や折口信夫ら民俗学者を魅了した花祭りは、奥三河(おくみかわ)と呼ばれる地域で700年以上続く神事。1976年に国の重要無形民俗文化財にも指定されました。
観客の「テーホへ テホへ」という掛け声の中、大きなまさかりを手にした「鬼」が、地中に沈み込んだ精霊たちを呼び覚まし、大地に新しい活力を吹き込むために夜通し舞い続ける奇祭です。
確かな起源は不明なものの、花祭りの深い宗教性から、平安時代に最盛期を迎えた吉野・熊野の修験道が影響を与えたと考えられています。700年経った今も、毎年11月から1月にかけて町内10ヶ所で約40種類の舞いが奉納され、伝統が受け継がれています。
ヒルが出没する山道を抜けた先で見たのは、村の人々が夜を徹して神々や鬼たちと踊り明かす光景。そこには効率や利益を求める現代的な価値観からは程遠い、地域の支え合いや、祭りを軸に暮らす人々の姿がありました。
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第2話
地域と家族
700年前から神々の前で夜通し舞いを捧げ続ける、神秘の芸能「花祭り」。
柳田國男や折口信夫ら民俗学者を魅了した花祭りは、奥三河(おくみかわ)と呼ばれる地域で700年以上続く神事。1976年に国の重要無形民俗文化財にも指定されました。
観客の「テーホへ テホへ」という掛け声の中、大きなまさかりを手にした「鬼」が、地中に沈み込んだ精霊たちを呼び覚まし、大地に新しい活力を吹き込むために夜通し舞い続ける奇才です。
確かな起源は不明なものの、花祭りの深い宗教性から、平安時代に最盛期を迎えた吉野・熊野の修験道が影響を与えたと考えられています。700年経った今も、毎年11月から1月にかけて町内10ヶ所で約40種類の舞いが奉納され、伝統が受け継がれています。
取材中「もしかすると、昔の日本にタイムスリップしたのかもしれない」と感じる瞬間が何度もありました。
小さい子たちが憧れるお兄ちゃんやお姉ちゃん達。そこら中を走り回る子どもたち。祭りで輝くお年寄りたちがいました。それはまるで、小さな村の大きな家族の様でした。
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第3話(最終話)
移住者と祭り
愛知県東栄町の花祭りを取材した投稿の最終回。
柳田國男や折口信夫ら民俗学者を魅了した花祭りは、奥三河(おくみかわ)と呼ばれる地域で700年以上続く神事。1976年に国の重要無形民俗文化財にも指定されました。
観客の「テーホへ テホへ」という掛け声の中、大きなまさかりを手にした「鬼」が、地中に沈み込んだ精霊たちを呼び覚まし、大地に新しい活力を吹き込むために夜通し舞い続ける奇才です。
確かな起源は不明なものの、花祭りの深い宗教性から、平安時代に最盛期を迎えた吉野・熊野の修験道が影響を与えたと考えられています。700年経った今も、毎年11月から1月にかけて町内10ヶ所で約40種類の舞いが奉納され、伝統が受け継がれています。
過疎化が深刻な愛知県北設楽郡東栄町。
東園目地区の祭りの担い手として活躍しているのが、プロの和太鼓集団「志多ら」のメンバーやその子ども達です。
縁あって移住してきた彼らも、はじめのころは村人たちからの反発を受けていました。しかし、現在は後継者が不足する祭りに欠かせない存在となっています。
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<花まつりの情報>
開催時期:毎年11月から1月にかけて
開催場所:愛知県北設楽郡東栄町 (11地区)




















