ひとり一人、興味や強みが違うのは“大人”も“子ども”も同じです。 タフジ先生は、子どもたち一人ひとりの個性を伸ばしていくための試行錯誤を、日々繰り返しています。 例えば、子ども同士の関係性を察知して声かけをしたり、学級会…
子どもたちはたくさんの悩み事をランドセルに詰めて登校してきます。 学校は様々な背景を持った子が集まる、多様性に満ちた空間です。 いろんな子どもがいるからこそ、クラス運営を任される教師にも様々な“気遣(づか)い”が求められ…
みなさんご存知ですか?じつは小学校教員って、「農業」に触れる機会が多いんです。 生活科や理科の授業の一環で、学校農園でミニトマトやサツマイモなど、様々な野菜を育てたり、社会科や総合的な学習の時間で地域の農家さんと関わりを…
大人だと思いつかないような、柔軟な発想をする子どもたち。それは時に本質的で、新たなインスピレーションに満ちています。 放課後の教室で、水槽を前に交わされていた会話を耳にしたタフジ先生。これまで気にしたことがなかった「ザリ…
子どもは、教師のことをよく見ています。いい加減な態度や、うわべだけの言葉は見透かされてしまいます。子どもにかける言葉は、そのまま自分に返ってくるんです。 子どもたちに「自分らしく生きろ」と言いながら、自分はできているか?…
自分がこんな授業をしたい!とか、教室でこんなことをしたい!という気持ちは大事です。でも、一番大事なのは、子どもたちが何を感じ、どう成長していくのか、ということ。 休日に面白い本を読んで、これを授業で話したら子どもたち喜ぶ…
教師の日々は、常に変化に溢れています。季節ごとの行事の準備に追われたり、子どもたちの中で次々事件が起きたり、刻一刻と変化していく子どもたちに、ついていくだけでも大変。 一分一秒、一つひとつの先生の対応が、子どもたちに影響…
“未来”を作る。 言葉にするとなんだか壮大だけれども、子どもたちと接していると、実際に未来を作っている実感が湧いてくるものです。 目の前の子どもたちは、学びの先に、社会を担う大人になり、さらにその先の世代に希望をつないで…
公立の小中学校の子どもたちは、たまたま同じ地区に住んでいるという仲間たち。 そこには、様々な背景を持った子たちがいます。 例えば、貧困、虐待、国籍の問題や障害…。 子どもの数だけ家庭があり、家庭ごとにさまざまな事情がある…
「この筆跡は、〇〇さん」「この回答はきっと、△△さん」教師をしていると、記名がなくても誰のプリントか判別できる“特殊能力”が身に付くことがあるのだそうです。 教師ならではの特殊能力はそれだけではありません。タフジ先生の場…
大人ってのは、忙しい。 忙しいとどうしても、自分のことでいっぱいいっぱいになって、他人を思いやる余裕をなくしがちではありませんか? 教師だって同じです。 毎日毎日雑務に追われ、ついつい自分本意になって、本当に大切な「感謝…
多感な時期の子どもたちが接する、数少ない大人の一人が教師です。 卒業して、年を重ねても、教師から受け取ったものは覚えているもの。 大人になってから、あのときの教師の言葉のありがたみに気付いた、なんて経験をした人も多いので…
乾いたスポンジのように、ぐんぐん吸収してすくすく育つ子どもたち。その成長のスピードには、目を見張るものがあります。 昨日できなかったことができるようになったり、周囲への配慮ができるようになったり…。 彼らのこの“一瞬”を…
八百屋さんは野菜を、魚屋さんは魚を扱う仕事。では、教師は何をする仕事でしょう? そう、人を育てる仕事です。 生徒や保護者と関係を築くのは想像以上に難しい。 でも、心を開いてくれた時や、子どもたちの成長を実感することができ…