日本はもうすぐ参院選です!
2019年は選挙イヤーと呼ばれていて、3年に一度の地方統一選と、4年に一度の参院議員選挙が重なる年なんだって。
選挙といえば、選挙カーが走って、選挙ポスターが張られて、新聞の折り込みに地区の候補者の情報がならぶ。選挙日が公示されたら投票用紙が家に届く。そして期日前か日曜日の投票日に、投票しに行く…
若年層の投票率は低く、毎回選挙キャンペーンが行われるがあまり振るわない…
こんな選挙が当たり前だと思っていませんか?
ちょっと世界の選挙事情を見てみると、あらら?これまでの選挙の常識が覆されるような多様な選挙の姿があるようです。
さあ、チャーリーと一緒に世界の選挙をのぞき見してみましょう!
※このコーナーは、各国で選挙権を持つ人へのアンケートと調査をもとに執筆されています。
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コスタリカは、中央アメリカにある国。太平洋とカリブ海に囲まれていて、豊かな自然に恵まれたエコツーリズムが盛んな国なんだ。
実はコスタリカ、イギリスのシンクタンクが毎年発表している「地球幸福度指数」で、度々世界一位を受賞しているんだ。
憲法には、常備軍を持たないことが規定されているんだよ。
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ラテンアメリカの国々の中で、最も古くから民主主義を取り入れている国なんだ。1948年に内戦が終焉してから、60年以上も民主主義を守っていて、政治的にも安定している。
三権分立(立法権、司法権、行政権)のほかにも、選挙最高裁判所、会計検査院、検察庁、住民擁護官(オンブズマン※)が強い力を持っているので、コスタリカの政治は「七権分立」と言われることがあるんだって。
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コスタリカでは、18歳から選挙ができるようになる。
コスタリカでも、選挙は権利ではなく国民の義務として決められているんだ。面白いのは、選挙は義務であっても具体的な罰則はないということ。そのため、2018年の選挙の投票率は65%程度と、投票しない人も一定数いるんだ。
投票率は年々低下する傾向のようで、選挙に行く人を増やす施策として「子ども選挙」というのも行っているんだ。
大統領選と同時に、子ども投票を行ったんだ。候補者たちの半数以上も、子ども投票所に出向き、公約を子どもたちに説明した。その様子はSNSなどで公表されたんだって。
子どもが政治について話すことで、家族で選挙が話題になるので、子ども投票を実施する地域は、年々増えているそうだ。
大統領選挙では、候補者は40%以上の票を獲得しないといけない。1回目の選挙で、40%を超える候補がいなければ、上位2名で決選投票を行うんだって。
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日本はもうすぐ参院選です!2019年は選挙イヤーと呼ばれていて、3年に一度の地方統一選と、4年に一度の参院議員選挙が重なる年なんだって。 選挙といえば、選挙カーが走って、選挙ポスターが張られて、新聞の折り込みに地区の候補…
なんで、選挙の投票用紙は鉛筆で書かなければいけないのか。
みなさん、疑問に思ったことはありませんか。
簡単に消しゴムで消しちゃいそうだし、ボールペンでもいいんじゃないかと。
その理由は、いくつかあるみたい。
例えば、鉛筆の方が安い、筆圧の弱い方でも書きやすい、ボールペンだと字移りの可能性がある。などなど。
他にも、選挙の投票用紙は「ユポ紙」というつるつるした特殊な紙でできています。
これは、折って投票用紙に入れても中で自然に開くという紙で、開票の作業時間を大幅に減らしてくれるんですね。
そしてこの用紙に書くには鉛筆が最適みたいなんです。
なんで、選挙の投票用紙は鉛筆で書かなければいけないのか。
みなさん、疑問に思ったことはありませんか。
日本はもうすぐ参院選です!
2019年は選挙イヤーと呼ばれていて、3年に一度の地方統一選と、4年に一度の参院議員選挙が重なる年なんだって。
選挙といえば、選挙カーが走って、選挙ポスターが張られて、新聞の折り込みに地区の候補者の情報がならぶ。選挙日が公示されたら投票用紙が家に届く。そして期日前か日曜日の投票日に、投票しに行く…
若年層の投票率は低く、毎回選挙キャンペーンが行われるがあまり振るわない…
こんな選挙が当たり前だと思っていませんか?
ちょっと世界の選挙事情を見てみると、あらら?これまでの選挙の常識が覆されるような多様な選挙の姿があるようです。
さあ、チャーリーと一緒に世界の選挙をのぞき見してみましょう!
※このコーナーは、各国で選挙権を持つ人へのアンケートと調査をもとに執筆されています。
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アフリカ大陸の最南端にある国、南アフリカ。アフリカの中でもトップクラスの経済力がある国なんだって。
ワインやルイボスティーの産地として有名なんだよ。
南アフリカは、かつて人種分離政策である「アパルトヘイト」が行われた国としても知られてる。
アパルトヘイト時代は、人種(肌の色)によって、職業や住む場所などが分断されていたんだ。黒人と呼ばれるアフリカ系の肌の黒い人々は、教育の機会も限られていて、選挙の権利もなかったんだって。
アパルトヘイトが終わり、初めてすべての人種が参加した選挙が1994年に行われて、初の黒人大統領(ネルソン・マンデラ)が誕生たんだって!
今では、他民族・多文化が共存していることから「レインボー国家」とも呼ばれてるんだ。
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共和制の国家で、大統領がいるよ。議会は日本と同じで、上院と下院の二院制。複数の政党がある。
1994年までは、アフリカ系の国民(黒人)には、選挙権がなかったんだけど、1994年に全国民対象の選挙が実施されてから、黒人の政党のANC(アフリカ国民会議)がずっと政権を握っているんだ。
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南アフリカの選挙は、5年に1度。選挙日は平日に行われるんだ。平日に実施されるため、選挙の日は公休になるんだよ。選挙で仕事や学校がお休みになるんだ!
18歳以上の人が選挙権を持つのだけど、選挙の前に居住地に選挙登録をしないといけない。
選挙当日は、IDをもって投票所に行き、投票したら親指の詰めの付け根に特殊なインクで印がつけられるんだって。テーマパークの再入場スタンプみたいだよね。誰が選挙に行って、だれが行っていないか、一目瞭然だね!
この投稿をInstagramで見るDone and dusted🤪😬 @linovagel #voted #southafricaelections2019 #proud #2019 #happiness #freedomtovote
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選挙活動には、マスメディアやSNS、そして街頭ポスターや演説などがある。
2019年5月に行われた選挙では、投票率は約66%。投票前の登録率も75%ほど。1994年から比べ、年々下がっているんだって。
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候補者に関する情報は、十分アクセスできると思うな。友人や家族と政治に関して話すことも多いよ。政治は南アフリカ人にとって非常に大切なこと。
周りの人との議論や汚職の少なさで、政党を選ぶかな。
アパルトヘイト終焉後、積極的な差別是正策をとってきたので、逆差別だとして政策に対し不満を持っている人も多い。1994年から同じ政党が政権を握っているので、汚職や怠慢に対して批判が高まっているんだ。
日本はもうすぐ参院選です!2019年は選挙イヤーと呼ばれていて、3年に一度の地方統一選と、4年に一度の参院議員選挙が重なる年なんだって。 選挙といえば、選挙カーが走って、選挙ポスターが張られて、新聞の折り込みに地区の候補…
政治についてはもう、いつも話しているよ。選挙については、1年前から話題に上がることがある。コスタリカにとって、もっともよい仕事をしてくれる候補者か、もっとも悪影響が少ない候補者を選ぶようにしているよ。