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2018.10.20.Sat

ラップをすることで自己肯定感を高めてもらいたい/フリースタイルダンジョンで知られるラッパー・晋平太さんが若者たちに伝えた“言葉のパワー”

フリースタイルダンジョンで知られる有名ラッパー・晋平太(しんぺいた)さんが原宿にオフィスを構える株式会社ハッシャダイにて“言葉のパワー”を伝える授業を行いました。その名も「ヤンキーラッパーコース」
受講したのは18〜24歳の20人弱の若者。この若者たち、ただの若者ではありません。

 

フリースタイルダンジョンで知られている有名ラッパー・晋平太さん

この若者たちは皆、ハッシャダイが手掛ける就業支援プログラムヤンキーインターンのインターン生。
ヤンキーインターンとは地方出身の非大卒の若者に、東京での職・食・住を無償で提供することで、そういった若者が取れる選択肢を多くしようというプログラム。
インターン生の中には元ヤンキー、元ニート、元引きこもりの人も。インターン生は皆、「自分を変えたい」という意思を持って地元を離れ、東京にやってきています。

そんな若者を相手に、“言葉のパワー”とラップのやり方について晋平太さんが指導。

「言葉があるから俺たちはなにかを認識できる。『木』という言葉があるから、『木』を認識できる。『林』という言葉があるから、木がたくさんある状態を認識することができる。それが『言葉のパワー』。そして、俺にとって君たちはただの『人』です。まだ君たちのことをなにも知らないから。でも、言葉のパワーを使えば、ただの『人』から抜け出すことができます」。

晋平太さんからレクチャーを受けたインターン生たちは、自分の抱えている闇や悩みについてラップを作成。5人前後のグループを作ってそれぞれのラップを発表し合い、改善点をフィードバック。そして、そのグループの中で一番「バイブスぶち上がった人」が全員の前に立ってラップを行うことに。

「あと2ヶ月間頑張りきって 見つけてやるぜ夢と希望 そのためには毎日意識 そして掲げる地元に錦」

「俺の人生は俺が決めていく もう誰にも邪魔はさせない」

「めっちゃ地団駄踏んだからさ 足元がちがちに固まってた」

「言葉は今やマシンガン、または未来導く羅針盤」

と熱いラップが続出。晋平太さんも絶賛。会場も拍手喝采。

講義終了後にインターン生に感想を伺いました。
インタビューに答えてくれたのはヤンキーインターン2ヶ月目の磯村さんと市之坪さん。

授業を受け、磯村さんは「ラップを作ることで自分の人生を振り返るきっかけになりましたね。ラップという手段で自分の気持ちを表現できたのは楽しかったです」と。
市之坪さんは「あの時の自分はダサかったけど、変われたかな?とラップを書くにあたってこれまでを振り返って思いました。グループワークの中で自分のラップにいろいろフィードバックをしてもらって、それがけっこう新鮮でしたね(笑)」とのこと。

なぜラップの授業を行っているのか晋平太さんに尋ねてみると、こう回答してくれました。

「みんなにラッパーになって欲しくてワークショップをやっているわけではないです。ただ、普通の人にもっとラップをやって欲しいと思ってる」

そして、ラップが持つパワーについてこう続けます。

「ラッパーってすごく自分を誇っていて、俺はこういう人間だ!と世の中に提示しているじゃないですか。それと同じ要領で普段ラップをしない人にもラップをしてもらって、自己肯定感を高めてもらいたい。そのためにいろいろなワークショップをやってますね」

確かに、授業中のインターン生たちの笑顔や活気にあふれた表情を見ると、ラップによる自己表現にはなにか特別な力があるような気がしてきます。

「ヤンキーラッパーコース」の第3回目の講義は11月に開催される予定とのことです。

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