【ライター向け】チャリツモの記事作成&その後のメンテナンス
ここではライターの方が記事を書く上で気をつけていただきたいことを3つ のステップにわけてご説明しています
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step01
読みものとしての書き方
新聞・雑誌・冊子や本と同じく、人に読まれることを前提とした文章を書くために必要な知識です。チャリツモでは「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」という本をお手本にしています。ひとそれぞれ、文章のスタイルはあると思いますが、記事を書くのが初めてだというかたは、ぜひこの本を熟読して、そのセオリーに忠実な(基本形の)記事を書いてみてください。
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step02
SEO(サーチエンジン最適化)
紙メディアと大きく違う、WEBメディアの特徴です。検索エンジン(google/yahoo)の検索結果に表示されやすいように記事を書くために必要な知識です。
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step03
記事の反響を調べる
各記事は月間検索流入を200件に設定しています。どれくらい記事が検索経由で読まれているかを知ることで、新たな記事の作成の参考にしたり、既存の記事の加筆・修正の参考にもできます。
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また検索のみならず、SNSなどでのシェアの状況を見ることで、一般ユーザーからの意見をフィードバックとして収集・分析することができます。
読みものとしての書き方
以下は「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」を参考に、記事を書くための手順をまとめたものです。詳細は本を見ていただければと思います。 また、この工程では「構造シート」というシートにまとめてください。「構造シート」の雛形はこちらです→構造シート雛形(雛形をダウンロードしてお使いください)
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ターゲットを決める
まずはターゲットをきめましょう。どんな人に伝えたいのか、届ける相手を自分の中にイメージしてください。
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優先すべきことを決める
(1)鮮度(ニュース)
(2)深度(インタビュー)" -
要素を書き出す(何を)
- 5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どうやって)を意識しながら、ネタを書き出す
- 難しい言葉にはきちんと説明(補足情報)を。
- 必要ならば他サイトの文章を引用する
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主眼(テーマ)をセットする
自分なりの切り口を考える。
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書く順番・軽重を考える
- 話す順番を考える(どれから)
- 軽重を考える(どのくらい)
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3つの視点で読み返す
- (1)意味=脳→内容チェック
- (2)字面=目→見た目のチェック
- (3)語呂=耳→読み味
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重複チェック
- 単語→文節→文型→段落→記事の順番で重複がないかチェック
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主・述を意識して構造に還元
- 主語と述語が噛み合っていない(対応関係が欠損orわかりにくい)場合は構造を修正
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係り受けの関係性を確認
- 修飾語と被修飾語の関係を明確に
SEO(サーチエンジン最適化)
WEB独特の事情として、SEOといわれるものがあります。SEOとはSearch Engine Optimization(=検索エンジン最適化)のことで、簡単にいうと、ユーザーがgoogleやyahooなどの検索エンジンを使って特定のキーワードを検索したときに、上位に表示されるように記事を書くということです。SEOにはいくつもの手法(要素)がありますが、基本的にはユーザーが検索する可能性のある言葉(キーワード)を中心的に使って記事を作ることです。言い換えると、何について書かれた記事なのかを検索エンジンに的確に伝えるという意味になります
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記事の文量・内容の充実度
近年では長い記事が検索上位に表示されることが多いです。
ただしこれは長い文章が評価されるというわけではなく、内容の充実したコンテンツを重視した結果長い文章が検索結果に表示される傾向にあるということ。
記事の中できちんと情報提供する姿勢を貫き、充実したコンテンツを作ろうとすることで自然と文章量が長くなることはよいことです。 -
検索キーワードを意識した記事つくり
以下の項目をひとつずつチェックしてください
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そのページのメインキーワードとサブキーワードを一つずつ設定(必ず2つまでに抑える)
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設定したキーワードに関連するキーワード(関連キーワード)を設定
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タイトルや中見出し、小見出しにはキーワードを入れるように心がける。
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本文中ではメインキーワードとサブキーワードを何度か使用し、ところどころで関連キーワードも使用する。
<キーワード選定に役立つツール>
キーワードの検索ボリュームを調べるサイト
どんなキーワードがどれくらい検索されているのかがわかるサイト
http://aramakijake.jp/サジェストキーワード取得
サジェストキーワードとは「〇〇」と検索したときに一緒に検索されているキーワードのこと。例「こども 貧困」。
https://goo.gl/Bgt8zY
こちらのサイトでは特定のキーワードのサジェストキーワードの一覧が調べられるので、サブキーワード選定の助けになります。
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他のサイトと重複させない(オリジナリティ)
他のサイトの記事を盗用することはNGです。記事が他のサイトのものと重複していると判断した場合、googleなどの検索エンジンはその記事がコピーサイトと判断してペナルティを掛けることがあります。ペナルティがかかると記事が検索に一切表示されなくなります
他サイトの文章の重複に関しては慎重になってください- 他サイトの文章をコピペしない
- 参考にして書く場合は、単語の置き換えなどの安易なリライトではなく、文章構造からきちんと作り変えてオリジナルの文章にする
- 引用する場合はできるだけ短い文量にし、きちんと出典元をリンク付きで明記する。
<他のサイトと重複していないかを調べるサイト>
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コピペチェックツール
http://aramakijake.jp/
記事の反響を調べる
紙媒体とは異なり、WEBメディアではどれくらいのユーザーが閲覧したかというアクセス数を詳しく調べることが可能です。また、リリースした記事を後から追記や修正をすることで、より多くのユーザーの目に留まる記事に育てていくこともできます。ですからwebライターとして自分の書いた記事の成果を常に気にして、必要に応じて加筆・修正をしていくという習慣を持ってください。
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google検索での表示順位をチェックする
google chromeの[シークレットタブモード]で検索して自分の記事の表示順位を気にするようにしてください。(普通のモードでは普段の閲覧行動が反映されるため正しい順位が出てきません)
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google アナリティクスでアクセス分析
googleアナリティクスはだれでも無料で使えるアクセス解析ソフトです。どのページがどれくらい見られているか詳細な情報を見られます。googleアナリティクス
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リアルタイム検索で記事の反応を見る
yahooのリアルタイム検索というサービスを利用すると、Twitterやfacebook上で記事がどのようにシェアされているのかを確認できます。また、コメント付きでシェアされている場合も多く、リアルな反応を収集できます。リアルタイム検索